漠然と歩いても速くは走れない(息子の黙読が遅くて最後の問題まで未到達の話)

漠然と歩いても速くは走れない(息子の黙読が遅くて最後の問題まで未到達の話)

[息子の黙読が遅い話]

息子の国語のテスト結果がビックリするくらいヒドいのでした。理由を聞いてみると、問題文をじっくりと読みすぎて時間切れした模様。

文章を読むのがそんなに遅かったのか。いつも本を良く読んでいたから安心していたのに…めちゃくちゃゆっくり・じっくり読んでいたのね…あと、結構邪念というか、集中できていなかったみたい。

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漠然と歩いても速く走れるようにならないのと同じで、漠然と読んだからと言って速く読めるようにはならない。速く読もうとする練習が必要ですよね。

「文章を速く読める」ようになるには、速読ができれば良い?

ということで、見るだけで速読できちゃったりする系の本などをいくつか見繕って、息子に読ませてみました。ですが、残念ながらどれもこれも息子には難しすぎた? 結局、「分かんない」とのこと…

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少し趣向を変えて齋藤 孝先生の「1分間 速音読ドリル」を購入しました。

今のところ、テストの点には結びついていませんが、読書速度は改善しつつあると思います。齋藤先生、ありがとうございました。

[1分間 速音読ドリル(齋藤 孝)]

この本は、宮沢賢治、太宰治、夏目漱石から百人一首、孝経(儒教の教典の一つ)まで、結構幅広いジャンルから26作品・40文章(1文書2ページ)を集め、目標値1分のタイムトライアル形式で音読しようというものです。

息子にはタイムトライアルが大ヒットでした。最初は3分近くかかることもありましたが、何度も繰り返しておおよそ1分に収束。音読速度の向上に伴って黙読速度も向上している様子。読むこと自体に集中できるようにもなっているようでした。

また、音読しているうちに作品自体に興味を持ったようで、「注文の多い料理」などを図書館で借りて読んでいました。善きかな。

そして最近「孝経」を借りてきた様子。それはまだ読まなくて良いのに…

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